栗の木通信

栗の木エッセー作品紹介

2009年06月18日

[栗の木エッセー賞]

昨年春に募集した「栗の木エッセー」ですが、今年に入り何通かのご応募が届きました。

ご応募いただきましたこと、大変嬉しい限りです。
またこの場で順に掲載したいと思いますので、是非ご覧下さい。


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「お菓子の力」
                        千葉県 南川智美 様


 疲れきって玄関のドアをあける私に、答えてくれる声はない。私の家族は忙しく、皆帰りが遅い。誰もいない家の中はガランとしていて何だか寂しい。いつもは狭く感じるリビングでも爽やかな風がふわりと通り抜けていく。
 「はぁ。」私は軽く息をはいた。やっぱり一人でいるのは好きじゃない。少しの物音でもビックリとしてしまうのだ。そこで私は机に飛ぶように向かっていった。そしたら案の定そにある。母からの手紙とおやつが。
手紙には、「お留守番お願いします。お菓子を用意しておいたから食べてね。勉強をしっかりすること。それでは行って来ます。」と書いてある。手紙も勿論、嬉しいがお菓子があるのがすごく嬉しい。私はお菓子が大好きだ。兄も弟も両親も私の家族はお菓子が大好き。だから戸棚の中はいつだってお菓子で一杯だ。
 「いただきまぁす。」そして私は笑顔に戻る。だって美味しいんだもの。食べている時は、幸福感でいっぱいになる。運動した後や疲れた時は、また特別な味がする、私の元気の源だ。
 いや、私だけではないはずだ。家族、友達、みんなみんなお菓子を食べれば笑顔になる。それって素晴らしいことだと思う。魔法のような不思議な力。
 いつも元気をありがとう。
 またこれからもよろしくね。

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